元気な人でも新型うつ病にかかる可能性がある

新しい心の病気新型うつ病の特徴

多様化していく精神疾患

看護師

新型うつ病は、活動量が低下すると引きこもりがちになるので日々自分が出来る小さな目標でもしっかり掲げてこなしていくことが大事です。特に朝、太陽の光を浴びながら運動することが良いです。病院では認知行動療法を受け、ストレスに対処できる思考力を身につけます。

病気という認識をもつ

カウンセリング

新型うつ病は医学的に厳密な定義を持たず、従来からある親和型うつ病とは異なる面が見られます。しかし、新型うつ病は、怠けているわけでも甘えているわけでもない、病気です。治療には、周囲の理解が欠かせません。病気であることを理解し、本人のため、企業の将来も考慮して気長に治す道を採ることがベストです。

新時代のメンタル疾患

ドクター

新型うつ病はこれまでのうつ病と異なり、一見すると怠けているだけのように見えてしまうことが多々あるので、注意が必要です。おかしいなと感じたら、精神科や心療内科などの医療機関を受診しましょう。また、接し方としては従来型のうつ病と同じ点もありますが、負荷をかけたり、生活を整えたりといったことが重要になってきます。

若者に増えてきた現代病

悩む人

誤解されがちな症状

20代から30代を中心とした若者に増えてきている新型うつ病は、一般的なうつ病とは似ているようで似ていない特徴を持ちます。その大きな違いは、症状のムラが大きい点に有ります。うつ病は場所や時間に関わらず、常にうつ状態の症状が出ています。しかし、新型うつ病は苦手な場所やそこに行く時間が近くになるとうつ状態になってしまい、安心できる場所に戻ると症状が回復するのです。また、うつ病は食欲低下や不眠になるに対して、新型うつ病は過食や過剰なほどの睡眠をしてしまうのが特徴です。このために、新型うつ病は怠け者として見られることが多く、会社や家族の人から誤解されてしまいがちです。しかし、新型うつ病は精神疾患の現代病の1つとして認められるようになりました。社会での認知はうつ病ほどではありませんが、会社間での扱い方も見直されるところが増えてきています。ただ、周りや本人が新型うつ病を知らないために、トラブルが生まれてしまうケースも少なくありません。本人に至っては症状をどうすることもできず、自宅に引きこもってしまう人も多いでしょう。症状が治らないまま転職を繰り返してしまう人も多く、辛い症状から抜け出せない状況となってしまいます。しかし、新型うつ病に関しては、うつ病と同じように治療が受けられます。新型うつ病の治療法は、投薬ではなくカウンセリングが中心です。もちろん症状によっては薬の処方もありますが、カウンセリングで日々の行動を正しくコントロールしていけるようになります。なるべく会社や家族には新型うつ病への理解を求めるようにし、自分自身を責めることなく症状を受け入れていかなければいけません。

カウンセリングによる治療

新型うつ病の治療では、カウンセリングでの対話を目的にした流れで行われ、対話の中で自分自身の問題点や改善できる方法を考えていきます。前向きに取り組むことで気付かなかった部分が見えるようになり、日々の行いを変えるだけでスムーズにできる工夫を知ることができます。この治療でまず始めに取り組むべき方法は、生活習慣の改善です。新型うつ病の人は、過食や過眠から不規則な生活をしている人が特に多いです。これを意識して健康的な生活に変えていくだけで、気分や体調が整ってくるようになります。早寝早起き、そしてバランスのいい食生活が自律神経の働きを整え、栄養が体に行き渡ることで元気を取り戻せるでしょう。次に、認知行動療法で人間関係や社会での適応能力を高めていくようにします。あらゆる場合を想定した対処法をカウンセラーと一緒に考え、患者同士のグループになって行動を練習する方法も行われます。また、患者の家族も一緒になってカウンセリングを受ける方法もでき、お互いの理解を深められるいい機会になるでしょう。このようにして新型うつ病を克服していけるようになり、苦手な場所として多い職場でストレスを極力受けない意識が身につくのです。ストレスに強い精神や体が治療で得られるため、場所や時間によって気分の浮き沈みが激しくならなくて済みます。仕事も集中して行っていけるようになり、転職を繰り返す必要もなくなるのです。うつ病の患者は40〜50代の働き盛りの人が多いのに対して、新型うつ病はその年代以下に多いため、社会人としての経験がまだ浅い特徴も関係しています。これをいかに乗り越えていけるかで将来が左右されてしまうので、治療の効果は大きいと考えられます。